高校生の皆さん!「将来,どのような仕事に就くのか想像がつかない」そういった悩みをもつ方達におすすめしたい学科のひとつが農学科です。農学科では様々な分野の講義を受けることができるため,入学してから専門的に学ぶ分野を決めることができます。将来就く職種や職業に悩みのある方にとって,大学入学後に専門を決めることができる農学科は魅力的だと思います。現在,私は農薬メーカーに勤務しておりますが,入学前は農薬業界の存在すら認識していませんでした。しかし,在学中に様々な講義を受け,その中から植物病理学を選択したことが農薬業界に興味を持つきっかけとなりました。なりたい職業はまだないけれど,何となく生物学が好きな方,農業や食に興味があり,その方面の仕事に就きたい貴方にとって,農学科が将来の自分を見つける場になればと思います。
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高校生の皆さん,今興味がある分野はありますか? 私は幼少期から動物や植物に触れることが大好きで,高校時代は生物の授業が一番の楽しみでした。そんな私に高校生の頃,両親が勧めてくれたのが「農学科」でした。農学科では,農業に関わる様々な分野(野菜園芸学,昆虫学,植物病理学,動物環境学など)を幅広く学ぶことができ,動物にも植物にも興味があった私にとってはまさにピッタリの学科でした。農学科の授業は全て興味深いものばかりで,私は自分の専門分野(動物)だけに限らず,様々な分野の講義や実習を受講しました。学生時代に講義や農場実習を通じて,農業の大変さや難しさ,また日本の農業の担い手不足の深刻さを実感し,次第に日本の農業をサポートできる仕事に就きたいと考えるようになりました。現在,私は農林水産省で企業の農業参入の推進や国有農地の売り払いなどの業務を行っています。就職後も日々勉強は欠かせませんが,業務を行う上で農地法や作物の分類など,学生時代に勉強したことを活かしながら業務を行っていることに喜びを感じています。植物や動物が好きな方,家庭菜園などの土いじりが好きな方,まだ将来のことはわからないけれども高校の授業で生物が好きな方,フィールドワークが好きな方など,農学科で農業について学び,是非日本の農業を支えていく人材になって頂ければと思います。
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